最近、お疲れではないですか?
体だけでなく、心の疲れはどうしょうか?
仕事のこと、人間関係のこと、お金のこと、家族のこと・・・。
日々を慌ただしく過ごし、自分のことや自分の時間を後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか?
今回は自分をもっと大切にするセルフケアの概念や、マグネシウムを活用したセルフケアで心と体の健康を整えるヒントについて紹介していきます。
ぜひ本記事をご参考に、自分自身を見つめる時間をとっていただき、ご自身のセルフケアへお役立てください。
セルフケアとは?なぜ今必要なのか
セルフケアとは一体なんなのでしょうか?
英語で表すと「self(自分)」と「care(配慮)」となり、自分自身を気遣う、大切にするといった意味合いになります。
厚生労働省はセルフケアの基本を、”自分のできる範囲で自分の面倒を見る“こととしていて、「こころと体のセルフケア」として以下の6つのメニューを提唱しています。
- 体を動かす
- 今の気持ちを書いてみる
- 腹式呼吸をくりかえす
- 「なりたい自分」に目を向ける
- 音楽を聞いたり、歌を歌う
- 失敗したら笑ってみる
セルフケアの重要性がますます高まっている背景の一つとして、ストレスを抱える人の割合が増加し、体だけでなく心の不調を訴える人が増えてきている点が挙げられます。
事実、厚生労働省が労働者を対象にした調査では、仕事上で何かしらのストレスを感じている人の割合は、82.2%に達していることが明らかになっています。
(※)令和4年の調査から設問形式が変更されています。
参照:厚生労働省「令和6年版厚生労働白書-こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に-」
メンタルヘルスの不調は年齢、性別に関係なく、誰にでも起こりうる症状です。
世界保健機関(WHO)もメンタルヘルスについて言及しており、関心が高まっていることがわかります。
❝Mental health is more than the absence of mental health conditions. Rather, mental health is a state of mental well-being that enables people to cope with the stresses of life, to realize their abilities, to learn well and work well, and to contribute to their communities.❞
「メンタルヘルスは、心の健康問題がないことを意味するものではなく、むしろ、人々が日々のストレスに対処し、自分の能力を発揮し、よく学び、よく働き、自身の所属するコミュニティに貢献することができる、精神的なウェルビーイングが保たれている状態であると言える。
引用:WHO 「Guidelines on mental health at work」
ウェルビーイング(Well-being)とは、平たく言うと、体も心も健康な状態で、自分が人の役に立っている実感があり、生き生きとしている状態のことです。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
ウェルビーイングとは?身体、心、社会の健康を向上させるための秘訣こうした体と心の不調を改善するのに有効なのが、セルフケアです。
本記事ではセルフケアの一つの方法として、マグネシウムを活用したセルフケアを解説していきます。
マグネシウムがセルフケアに役立つ理由
マグネシウムとセルフケアにどんな関係があるのか、疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
そもそも、マグネシウムがどのようなものなのかをご存知の方は少ないのではないでしょうか?
ここでは以下の2項目で、マグネシウムについて解説していきます。
- マグネシウムの基本情報と体への影響
- マグネシウムが心の健康に与える効果
1つずつ確認していきましょう。
マグネシウムの基本情報と体への影響
マグネシウムは私たちの体に必要な栄養素・ミネラルです。
骨や細胞に含まれており、以下のような働きをしています。
- 筋肉を動かす
- エネルギーを作る
- 骨を丈夫にする
- 神経伝達物質をスムーズに運ばせる
- 体温や血圧を調整する
- 便を柔らかくする
その他にも、マグネシウムは、足のふくらはぎの筋肉が痙攣(けいれん)してしまう「こむらがえり」という症状を抑えたり、肌の保湿や保護効果も確認されています。
また、高血圧や糖尿病、偏頭痛などの症状にも効果があることが研究でわかっており、マグネシウムの有効性が証明されています。
マグネシウムが心の健康に与える効果
体だけでなく、心の健康にもマグネシウムはプラスに働きかけてくれます。
例えば、以下のような効果です。
効果 | 詳細 |
---|---|
ストレスの軽減 | マグネシウムは、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑え、リラックスしやすい状態を作ります。 |
不安やうつ症状の緩和 | マグネシウムは、❝幸せホルモン❞とも呼ばれるセロトニンの生成に関わっています。セロトニンが適切に分泌されることで、不安感やうつ症状を軽減する効果が期待されます。 |
睡眠の質の向上 | マグネシウムは、リラックスを促す神経伝達物質であるGABA(γアミノ酪酸)の働きを助けます。これにより、入眠がスムーズになり、深い睡眠をとりやすくなります。 |
PMS(月経前症候群)の症状緩和 | 女性の場合、マグネシウムはPMSによるイライラや不安感を軽減する効果があります。マグネシウムはホルモンバランスを整える手助けをするため、心の安定にも寄与します。 |
さらに嬉しい効果として、マグネシウムは抗動脈硬化作用があるため、若さを保つ「アンチエイジングミネラル」でもあるのです。
外見と内面の若々しさを保つことは、自信にもつながり、体にも心にもいいことだらけですよね。
次は実際にどのようにして、マグネシウムをセルフケアに取り入れるのかを紹介していきましょう。
マグネシウムを活用したセルフケアの具体例
本章では、具体的にマグネシウムをセルフケアへ活用する方法としてですが、マグネシウムを摂取する具体的な方法を3つ紹介します。
また、効果的にマグネシウムを摂取する際におすすめな「マグネシウムバーム」を用いたセルフケアも紹介します。
セルフケアのためのマグネシウム摂取法3選
現代人は以下のような理由から、マグネシウム不足になりやすい傾向があります。
- 加工食品やファーストフードによる高カロリー・低栄養の食事
- ストレスを受けやすい環境
- 運動不足
など。
そこで、セルフケアへの第一歩としてマグネシウムを摂取する方法を3つお伝えします。
- 食事からのマグネシウム摂取
- サプリ(サプリメント)からのマグネシウム摂取
- 経皮吸収からのマグネシウム摂取
より詳しい内容は、こちらの記事で解説していますのでご参考にしてください。
マグネシウム摂取方法の完全ガイド|食品・サプリ・経皮吸収で健康を守る!マグネシウムバームで体と心を癒す
バームとは、スキンケアや美容で使われるクリームやオイルの一種で、肌や髪を保護したり保湿したりするためのものです。
固めの質感ですが、手で温めると柔らかくなり、肌によくなじむ、リップクリームのようなものです。
実は、食事やサプリからだけでなく、マグネシウムが入ったバームを利用することで肌から直接マグネシウムを摂取することが可能です。
バームタイプのマグネシウムは容器やチューブに入っているので携帯することができ、自宅だけでなく職場や外出先でも、気になるところに気になったタイミングで利用できますよ。
おすすめはお風呂上がりのマッサージで肌の保湿・保護だけでなく、疲労回復やリラックスする時間を作ることです。
商品によっては、香りも楽しめるマグネシウムバームもあるので、自分のお気に入りの香りで1日の疲れを癒すのもいいですね。
まとめ|マグネシウムを活用して効果的なセルフケアを
今回はセルフケアやマグネシウムを活用したセルフケアで体と心を整える方法について解説してきました。
日々を慌ただしく過ごしていると、自分の時間がなかなかとれず、気づかぬうちにストレスが蓄積していってしまいます。
ときには自分のための時間を意図的に設けて、今回ご紹介したマグネシウムを取り入れたセルフケアを始めてみてはいかがでしょうか?