日本と海外のサプリメントの違いは?海外サプリの危険性やおすすめの入手方法を紹介

日本と海外のサプリメントの違いは?海外サプリの危険性やおすすめの入手方法を紹介

健康維持のために食事だけではまかなえない栄養素を、サプリメントで補っている方も多いのではないでしょうか?

そのサプリメントは日本製でしたか、それとも海外製でしたか?

日本と海外ではサプリメントの嗜好傾向や成分の含有量、サプリメントに対する考え方など大きく異なります

今回は日本と海外のサプリメントの違いや海外サプリメントの危険性、入手方法について詳しく解説します。

すでにサプリメントを利用したことがある方だけでなく、まだ利用したことがない方も、本記事を読めばサプリメントの有用性や新たな一面に目を向けられるようになるでしょう。

ぜひ最後までご覧いただき、自身の健康管理にご活用ください。

海外と日本のサプリメントの違いとは?

日本と海外のサプリメントの違いは?海外サプリの危険性やおすすめの入手方法を紹介

海外と日本のサプリメントの大きな違いは、海外では「医薬品」として扱われることが多いのに対して、日本では「食品」として扱われることが多いということです。

また、以下の3つの観点からその違いについて紹介していきます。

  • 海外と日本ではサプリメントに対する捉え方が違う
  • 海外と日本では人気サプリメントの傾向が違う
  • 海外ではマグネシウムサプリメントが人気

一つずつ詳しく見ていきます。

海外と日本ではサプリメントに対する捉え方が違う

例えばアメリカでのサプリメントに対する認識はというと、医薬品に近い位置づけといえるしょう。

そのため、病気の予防や治療の一環として利用されることが多いです。

その背景として、アメリカでは日本のように国民全員が保険に加入する制度がなく、民間の健康保険に任意で加入しなければならないため、病院で診察を受けると医療費が高額になってしまうという状況があります。

そのため、日本のように「病気になってから医者へ行く」のではなく、「医者に行かずに済むよう、病気を予防する」という考え方が広く浸透しているのです。

一方、日本でのサプリメントの位置付けは、食品の一種と捉えられることが多く、足りない栄養を補うものとして利用される傾向にあります。

海外と日本では人気サプリメントの傾向が違う

海外と日本では人気サプリメントの傾向にも違いがあります。

あくまでも傾向にはなりますが、アメリカではサプリメントの規制が緩やかなため、栄養素の含有量が多い製品が市場に流通しています。

これに対して、日本では厚生労働省の厳しい規制により含有量の上限が設定されているため、効果が穏やかな製品が多いという特徴があります。

人気サプリメントの成分についてもその違いは見られます。

海外では、プロテインやオメガ3脂肪酸、マグネシウムなど、体の機能をサポートするサプリメントが多く選ばれる傾向があるのに対し、日本では、美容や健康維持を目的としたコラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンCといった、誰もが一度は耳にしたことがあるような成分が人気です。

海外ではマグネシウムサプリメントが人気

海外では特にマグネシウムのサプリメントが人気です。

アメリカのように社会保障制度による背景がその理由になる場合もありますし、欧米諸国の健康意識の高さやマグネシウムサプリメントの有用性が広く国民に認識されていることも理由の一つです。

日本ではまだまだ、マグネシウムをサプリメントから摂取するという考え方や習慣は浸透していないというのが現状ですね。

海外ではなぜマグネシウムのサプリメントが注目されるのか?

日本と海外のサプリメントの違いは?海外サプリの危険性やおすすめの入手方法を紹介

なぜこれほどまでに海外では日本とは違って、マグネシウムのサプリメントが注目を浴びるのでしょうか?

それは海外ではマグネシウムの働きやマグネシウムが私たちの体に与える有用性が広く浸透しているからです。

例えば、日本でマグネシウムといっても、まだその働きや有効性はあまり認知されていないため、注目を浴びるようなことはありませんし、普段の会話でマグネシウムという言葉を聞くことも少ないはずです。

しかし、海外でマグネシウムといえば、、、

  • エネルギー代謝の促進
  • 筋肉や神経の機能維持
  • ストレス軽減やリラックス効果
  • 睡眠の質向上
  • 血圧の調整
  • 骨や歯の健康維持
  • 抗炎症作用

といった、私たちの生体活動に欠かせない効果を持つミネラルであると広く認識されているため、マグネシウムのサプリメントに対して関心をもつ人も自然と多くなるのです。

海外のサプリメントの危険性は?

日本と海外のサプリメントの違いは?海外サプリの危険性やおすすめの入手方法を紹介

海外のサプリメントというと、「安全面がちょっと…」「なんだか効きすぎる気がする…」「体格の違う日本人が使っても大丈夫なの?」といった不安を感じる方も多いようです。

実際、海外のサプリメントは成分の含有量が多いため、過剰に摂取した場合、健康リスクを伴うことがあります

また、海外製サプリメントの中には、日本の厚生労働省の認可を受けていないものも多く、安全性が十分に確認されていない場合もあるので、もし購入する際は、信頼できるメーカーの製品や認証機関の基準を満たしたものを選ぶことが重要です。

海外製サプリメントのおすすめ入手方法3選

日本と海外のサプリメントの違いは?海外サプリの危険性やおすすめの入手方法を紹介

ここでは海外サプリメントを入手するおすすめの方法を3つ紹介します。

  • 海外製サプリメントの入手方法1:ネット通販を利用する
  • 海外製サプリメントの入手方法2:専門店で手に入れる
  • 海外製サプリメントの入手方法3:ドラッグストアなどで買う

どのように入手するのか、一つずつ確認していきましょう。

海外製サプリメントの入手方法1:ネット通販を利用する

海外サプリメントを手にいれる最も手軽な方法はネット通販です。

AmazoniHerb(※)などのオンラインショップでは、ありとあらゆる海外製サプリメントを取り扱っており、自宅にいながら簡単にすぐに商品を購入できます。

(※)1996年にカリフォルニア州・アメリカで設立された自然派・オーガニック商品をメインとした通販サイト。

ただし、注意したいのは偽物や品質の低い製品もなかには存在するため、レビューや販売元の情報を自分の目で見て確認することが重要です。

海外製サプリメントの入手方法2:専門店で手に入れる

日本国内には、海外製サプリメントを専門的に取り扱う実店舗もあります。

品質管理が行き届いた製品を、直接店員から詳しいアドバイスや情報を得てから購入できるため、安心して利用できるでしょう。

購入前に実際に商品を見て、手に持って、店員に確認できるのは、ネット通販にはない魅力です。

海外製サプリメントの入手方法3:ドラッグストアなどで買う

一部の国内ドラッグストアでも、海外製のサプリメントを入手可能です。

特に大手の薬局チェーンでは、有名な海外ブランドの製品を取り扱っている可能性が高いです。

ただし、種類が限られていることもあるため、特定の製品や自分のお気に入りの製品を確実に購入したい場合は、ネット通販を利用するのが確実でしょう。

日本と海外のサプリメントの違いは?海外サプリの危険性やおすすめの入手方法を紹介

サプリメントを活用して健康を維持する際は、適切な摂取を心がけることが大切です。

しかし、その前にサプリメントの安全性の背景について知っておくと、より安心して活用できるでしょう。

サプリメントが市場に登場したのは1960年代の欧米ですが、それ以来、過剰摂取が直接の原因で死亡したケースは世界的に一件も報告されていません。

これは、医薬品では実現できないほど高い安全性を示しています。  

この違いの大きな理由は、「その成分がもともと体内に存在するかどうか」にあります。  

医薬品は、体内で自然に作られるものではなく、人工的に合成されたものです。そのため、過剰に摂取すると体への影響が大きく、毒性が現れやすくなります。  

一方、ビタミンやミネラルはもともと体内に存在する成分であり、過剰摂取による健康リスクは非常に低いのが特徴です。  

もちろん、ビタミン・ミネラル・ハーブであっても、摂りすぎると体に影響が出る可能性はあります。

しかし、医薬品と比べればそのリスクははるかに低いことを知っておくことが重要です。

まとめ:海外製・日本製サプリメントの違いを知った上で賢く摂取!

今回は海外と日本のサプリメントの違いや海外サプリメントの危険性、入手方法についてお伝えしてきました。

海外製サプリメントの中には、健康リスクを含んだ製品もゼロではありませんが、海外サプリメントに対する正しい知識や情報があれば、闇雲に恐れる必要はなくなるはずです。

ぜひ、本記事で得た情報を元にして、自分の健康状態に合わせて製品を選んでみてはいかがでしょうか?

正しい製品選び、信頼できるところからの購入、サプリメントの適切な摂取量を守れば、サプリメントの摂取でより健康的な生活を送れるようになるかもしれません。