ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

ミネラルは体の調子を整える重要な栄養素ですが、現代の情勢からくるストレスや食生活の偏り・欧米化によって、必要なミネラルを十分に摂取できている方は少ないようです。

ミネラルの摂取は、食事やサプリメントで補給する方法が一般的ですが、皮膚から成分を吸収する「経皮吸収」でもミネラルを補給できる場合があります。

本記事では、ミネラルの補給方法や経皮吸収など、効果的な摂取方法について解説します。

自身に合ったミネラルを取り入れ、健やかな毎日を目指しましょう。

体に必要なミネラルとは?

ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

ミネラルは、骨や筋肉の維持、血流の調整、代謝のサポートなど、さまざまな働きを担っており、体の機能を正常に保つために欠かせない栄養素です。

代表的なミネラルであるマグネシウムやカルシウムは、骨や神経の健康を支え、鉄や亜鉛は血液や免疫機能に関与します。

しかし、これらのミネラルは体内での生成ができないため、外部からの摂取が必要です。

では、どのようにミネラルを外部から摂取するのでしょうか。

次章で、ミネラルの摂取方法について詳しく解説します。

ミネラルの摂取方法について

ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

ミネラルを体に取り入れる方法には、食事やサプリメントからミネラルを補給する経口摂取(けいこうせっしゅ)と皮膚からミネラル成分を吸収する経皮吸収(けいひきゅうしゅう)の2種類があります。

本章では、以下、2つの項目について解説します。

  • 経口摂取と経皮吸収の違い
  • 経皮吸収ができるミネラルとは?

経口摂取と経皮吸収の違い

ミネラルの摂取方法は経口摂取が一般的ですが、近年ではミネラルを含んだボディクリームやオイルなど、経皮吸収を目的とした製品が注目されています。

経口摂取と経皮吸収の違いとして、ミネラルの吸収率が挙げられます。

それぞれのミネラルの吸収率を、メリット・デメリットごとにまとめましたのでご覧ください。

<ミネラルの摂取方法別吸収率の違い>

経口摂取経皮吸収
メリット・多くの種類のミネラルを効率よく摂取できる
・体内での利用効率が高い
・胃腸に負担をかけずに補給できる
・マグネシウムなど、経口摂取では吸収されにくい成分を効率良く取り込める
リラックス効果やスキンケア効果も期待できる
デメリット・消化器官の状態によって吸収率が変わる
・過剰摂取すると胃腸に負担をかけることがある
・吸収できるミネラルが限られている
・即効性はあるが、長期的な補給には向かない場合もある

それぞれの特徴を理解したうえで、状況に応じた摂取方法を選びましょう。

経皮吸収ができるミネラルとは?

経皮吸収に適したミネラルは、皮膚から比較的スムーズに取り込まれる性質を持っています。

その中でも、エプソムソルトや硫黄泉などで親しまれているマグネシウムや硫黄が注目されています。

マグネシウムは、筋肉のリラックスや神経の働きをサポートする重要なミネラルです。

経口摂取では吸収されにくい傾向がありますが、マグネシウムオイルやエプソムソルトの使用で、皮膚から効果的に補給できます。

硫黄は、肌や髪の健康を保つ働きを持ち、皮膚からの吸収が可能です。

硫黄泉などの温泉療法が古くから知られているように、肌トラブルの改善やデトックス効果が期待できます。

ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

クリニックにおいて、経皮吸収を選択する際に考慮すべき点のひとつは、「塗布する皮膚の状態」です。

たとえば、直前にシェービングを行ったり、ボディタオルなどで強くこすった場合、皮膚に微細な擦り傷(マイクロアブレーション)が生じている可能性があります。

このような状態では、吸収率が高まる一方で、マグネシウムなどのミネラル製剤を塗布すると、しみるような刺激を感じることがあります。

目安としては、スクラブやシェービングを行った後は、1〜2時間ほど時間を空けてから経皮製剤を使用するのが望ましいでしょう。

効率良くミネラルをとるならサプリメントが良い?

ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

ミネラルを手軽に摂取する方法のひとつがサプリメントです。

食事だけでは不足しがちなミネラルを効率良く摂取できるため、多忙な人や特定のミネラルを重点的にとりたい人に適しています。

本章では、次の2項目について解説します。

  • サプリメントの選び方
  • サプリメントでミネラルを摂取する際の注意点

サプリメントの選び方

ミネラルのサプリメントを選ぶ際は、成分の種類や吸収率、安全性の確認が大切です。

自分に合ったサプリメントを選ぶため、次のポイントを押さえておきましょう。

ミネラルの種類を確認する

体調など、その時々で不足しがちなミネラルは異なるため、目的に合ったミネラルを選びましょう。

吸収率の高い形状を選ぶ

クエン酸マグネシウムやグリシン酸鉄などの「キレート加工」されたものは、吸収率が高く体に負担をかけにくいとされています。

添加物の有無をチェックする

サプリメントによっては、人工甘味料や着色料、防腐剤などの不要な添加物が含まれている場合があります。

できるだけナチュラルな成分で作られたサプリメントを選ぶのが理想です。

サプリメントでミネラルを摂取する際の注意点

ミネラルを手軽に補給できるサプリメントですが、摂取方法を誤ると体に負担をかける場合があります。

安全かつ効果的に活用するため、次のポイントに注意しましょう。

過剰摂取に注意する

ミネラルの中には、過剰に摂取すると健康に悪影響を及ぼすものもあるため、メーカーの推奨量は必ず守りましょう。

摂取タイミングを意識する

ミネラルによって、吸収率が高まるタイミングが異なります。

サプリメントごとの適切な摂取タイミングを確認しましょう。

バランスを考える

特定のミネラルを大量に摂取すると、他の栄養素とのバランスが崩れる場合があるため、ミネラルバランスを意識した摂取が大切です。

経皮吸収でミネラル補給をする方法は?

ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

経皮吸収は、皮膚から直接ミネラルを取り入れる方法で、胃腸に負担をかけずにミネラルを補給できます。

代表的な経皮吸収法は、次のとおりです。

エプソムソルトを使った入浴

お風呂にエプソムソルトを溶かし、10〜20分程度浸かると、皮膚からマグネシウムが吸収され、筋肉のリラックスや疲労回復が促進されます。

マグネシウムオイルを使ったマッサージ

マグネシウムオイルを肌にスプレーして軽くマッサージするだけで、マグネシウムを効率良く吸収できます。

筋肉の張りや疲れを感じる部位に使用すると効果的です。

また、マグネシウムを含んだハンドクリームや爪用オイルでもミネラル補給は可能です。

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クレイパックと泥風呂

クレイ(泥)には、ミネラルや栄養素が豊富に含まれており、肌を清潔に保ちながらミネラル補給ができます。

硫黄やマグネシウムを豊富に含んだ泥を使うと、肌の保湿や血行促進、リラックス効果が得られます。

経皮吸収は本当に効果があるの?

ミネラル摂取で疲れやむくみを解消!経皮吸収など効果的な摂取方法を紹介

経皮吸収によるミネラル補給は、効果的な方法として注目されています。

しかし、実際にどの程度の効果があるのかは、科学的な裏付けも含めた検討が必要です。

本章では、以下3つの経皮吸収の効果について解説します。

  • 湿布などの貼付薬としての効果
  • ミネラルの経皮吸収に関しての研究
  • 実際の経皮吸収の効果とは?

湿布などの貼付薬としての効果

湿布や貼付薬は、痛みや炎症を和らげるために、薬剤を皮膚から直接吸収させる目的として、広く利用されている経皮吸収の治療法です。

鎮痛成分や消炎成分を含む湿布は、皮膚から成分が血流に入って患部の痛みを軽減し、胃腸に負担をかけず、即効性が期待できる、多くの人に重宝されている貼り薬です。

湿布などの成功事例は、経皮吸収による治療法が実際に有効である示唆となり、ミネラル補給にも同様の効果が期待できると考えられ、近年ではマグネシウムオイルやエプソムソルトなどが注目を集めています。

湿布と同じように、ミネラルを皮膚から直接吸収できると、筋肉の緊張を和らげたり、疲労回復を促進する効果が期待できます。

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ミネラルの経皮吸収に関しての研究

ミネラルの経皮吸収に関する研究は近年進んでおり、皮膚を通じて吸収されるミネラルとして、マグネシウムや硫黄などが注目されています。

ミネラルの経皮吸収に関する研究については、次のとおりです。

  • マグネシウム不足が筋肉の痙攣(けいれん)や疲労感に影響を与える
  • エプソムソルトを含む入浴が、血中のマグネシウム濃度を上昇させる可能性を示唆
  • ミネラルは経皮吸収による補給が有効な手段の1つとして検討されている

ただし、経皮吸収の効率には個人差があり、皮膚の状態や塗布する部位によっても吸収率が変わる可能性が指摘されています。

一方で、経皮吸収によるミネラル補給の効果を否定する意見もあり、まだ十分な科学的根拠が確立されているわけではありません。

経皮吸収は、理論上有効と考えられるものの、さらなる科学的な裏付けが求められている分野でもあります。

実際の経皮吸収の効果とは?

経皮吸収によるミネラル補給は、サプリメントや食事とは異なるアプローチとして注目されていますが、実際にどの程度の効果があるのかは、使用するミネラルの種類や方法によって変わります。

エプソムソルトを使った入浴では、筋肉のリラックスや血行促進を実感する人が多く、運動後の疲労回復やストレス軽減に役立つとされ、マグネシウムオイルの塗布では、こむら返りの軽減や睡眠の質向上を感じるケースもあります。

一方で、経皮吸収によるミネラル補給の効果には個人差があり、全ての人が同じ結果を得られるわけではありません。

また、皮膚のバリア機能によって吸収率が左右されるため、乾燥肌や角質が厚い部位では吸収が低下する可能性も指摘されています。

実際の効果を最大限に引き出すためには、適切な方法での継続的な使用が大切です。

まとめ|日常のケアに経皮吸収を取り入れてミネラルを効率的に摂取しよう

ミネラルは、体の機能を正常に保つために欠かせない栄養素ですが、食事だけでは不足しがちです。

エプソムソルトやマグネシウムオイルを使った入浴やマッサージなど、さまざまな方法でミネラルを補給できると、筋肉の疲労回復やリラックス、美肌ケアなどの効果が期待できます。

また、経皮吸収の効果には個人差があるため、自分に合った方法が見つかった後は、継続的なケアが非常に大事です。

普段の生活に取り入れやすい方法から試し、無理なくミネラル補給を続けていきましょう。