マグネシウムは、体内のあらゆる働きを支える重要なミネラルのひとつです。
今回はその中でも「髪の毛」や「頭皮」に注目し、マグネシウムがどのような効果をもたらすのか詳しく解説します。
白髪や抜け毛、スカルプケアが気になる方は、毎日のヘアケアにマグネシウムを取り入れてみてください。
マグネシウムの髪の毛への効果

マグネシウムは、髪の健康状態を保つためにとても重要な役割を果たしています。
体内で約300種類の酵素を活性化し、800以上の化学反応に関与しています。
これらの反応の中には、髪や頭皮の健康に直接関わるものも含まれています。
具体的には、マグネシウムは血行を促進し、頭皮への酸素や栄養素の供給を助けます。
また、カルシウムの過剰な蓄積を防ぐことで、毛包の健康を維持し、抜け毛や薄毛の予防に寄与します。
さらに、タンパク質の合成を助け、髪の主成分であるケラチンの生成を促進します。
このように、マグネシウムは髪の健康維持に多面的な効果を持つ重要なミネラルです。
マグネシウムでスカルプケアが良い理由

マグネシウムがスカルプケアに良い大きな理由のひとつが、血行促進作用です。
マグネシウムは血小板の凝集を抑制したり、血管の内側を柔軟にしたり、さらに抗炎症作用によって血管を健康的に保つサポートをしています。
また、筋肉を緩める働きもあり、コリをほぐすことで血流の改善を促します。
美容室で行うスカルプケアでも、マッサージによる血行促進が重要視されているように、頭皮に新鮮な酸素や栄養がしっかり届くことは、健康な髪を育むうえで欠かせません。
頭皮が柔らかく血行が良い状態は、トラブルの予防や美髪づくりにもつながると考えられるのです。

私たちが健康を保つためには、バランスの取れた食生活と適度な運動が必要です。
それと同様、私たちの体を構成している細胞も、血液から新鮮な栄養と酸素を供給してもらわなければ健康を保つことができません。
しかし、頭皮というのは筋肉のように自分の意思で動かせる部分ではなく、血行不良になりやすい場所でもあります。
さらに、現代人に多いストレスや眼精疲労の影響を受けやすく、気づかないうちに血流が滞っているケースも少なくありません。
つまり、頭皮や髪の毛は、意識的に血流を流さなければ多くのお悩みが発生する可能性が高いということです。

日々の頭皮マッサージに加えて、マグネシウムなどの血行促進作用が期待できる栄養素を取り入れることで、より効果的なスカルプケアのサポートが期待できるのです。
マグネシウムが抜け毛や白髪にも効果あり?

抜け毛や白髪の原因には、頭皮の血流不足のほかにも、ホルモンバランスの乱れや偏った食生活、睡眠の質の低下、ストレスなど、さまざまな要素が関わっています。
マグネシウムは脳関門を通過できる数少ない栄養素のひとつです。
脳内では神経伝達物質の信号をスムーズに行き来させるための仕事を担っています。
脳内の神経伝達物質は、ホルモンバランスや食欲コントロール、睡眠、ストレスなどに大きな関わりがあり、マグネシウムが不足することでこれらのバランスが崩れやすくなってしまうのです。
頭皮トラブルは、スカルプケアのように外からのケアだけでなく、生活習慣の改善もとても重要になります。
マグネシウムは無理なストレスを軽減しながら、体の内側改善をサポートしてくれるのです。
下記では脳とマグネシウムの関係について詳しくご紹介していますので、併せてご覧ください。

頭皮の健康とマグネシウム不足チェック

頭皮の健康とマグネシウム不足をチェックすることで、今後のケアに活かすことができます!
さっそくチェックしてみましょう!
- 眼精疲労がある。
- こめかみにコリや痛みを感じる。
- 慢性的な片頭痛がある。
- 夜によく眠れないことが多い、または寝つきが悪い。
- 脂っこいものや甘いものを多く食べる。
- 緑黄色野菜を毎日食べない。
- コンビニ食で済ませてしまう場合が多い。
- コーヒーやカフェイン飲料を毎日飲む。
- こめかみや前頭部の抜け毛や白髪が気になり始めた。
- 髪の元気がないように感じる。
- 染髪を繰り返している。
- 頭皮のUVケアをしていない。
3つ以上当てはまる人は、できるだけ早めにケアをスタートするのがおすすめです。
次の項目ではマグネシウムを摂り入れた頭皮ケアを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
マグネシウムで頭皮ケアする3つの方法

マグネシウムは髪や頭皮の健康に役立つミネラルとして注目されています。
ここでは、マグネシウムを活用して頭皮ケアを行う3つの方法をご紹介します。
頭皮トラブルや抜け毛、白髪などのお悩みが気になる方は、ぜひ取り入れてみてください。
マグネシウムで頭皮ケアする方法①エプソムソルトでマッサージ

マグネシウムで頭皮ケアする方法をネットで検索してみると、エプソムソルトが表示されます。
エプソムソルトは一見バスソルトのように見えますが、実はマグネシウムを豊富に含んだケア用品です。
シャンプーやトリートメントに混ぜて頭皮をマッサージすることで、血行促進が期待できるため、人気が高まっています。
ただし、エプソムソルトは粒状でざらつきがあるため、強く擦りすぎるのは逆に抜け毛の原因に…。
また頭皮に傷や炎症がある場合は使用を控えるようにしましょう。
エプソムソルトに関する情報や効果、注意事項は下記の記事でより詳しくまとめていますので、併せてチェックしてみてください。

マグネシウムで頭皮ケアする方法②食事から摂取する

マグネシウムが不足している場合には、まず食事から補うことが大切です。
マグネシウムの推奨摂取量は男性30代で約370mg/日、女性30代で約290mg/日とされています。
しかし、令和元年に厚生労働省がおこなった調査では、マグネシウム平均摂取量が男性は236mg/日、女性は205mg/日ほどしか摂取できていないとされています。
推奨摂取量を考慮すると、男性は約37%、女性は約30%ほど、マグネシウムの摂取量が毎日足りていないということになるのです。
そのため、普段の食生活ではなく、意識的にマグネシウムを取り入れる必要があります。
マグネシウムは海藻類や豆類、玄米などに多く含まれており、また、コンビニで気軽に変える食材もありますので、ぜひ取り入れてみてください。

マグネシウムで頭皮ケアする方法③サプリメントで補う

忙しい毎日で食事からの摂取が難しいときには、サプリメントを取り入れるのもひとつの方法です。
ただし、マグネシウムは体内で吸収されにくい栄養素としても知られており、特に一般的な無機マグネシウム(酸化マグネシウムなど)は吸収率が低いとされています。
便秘薬に使われているマグネシウムも、腸に水分を引き込む「浸透圧作用」によって作用し、吸収されずに体外へ排出されることで効果を発揮します。
このように「吸収されにくい」という特性を逆に利用しているのです。

サプリメントを選ぶ際は、吸収されやすい形状のマグネシウムであるかどうかが重要です。
おすすめは、リポソーム加工されたマグネシウム。
オーガニックサイエンスのマグリポは、細胞膜と同じ成分であるリポソームでマグネシウムを包んだ日本産のマグネシウムサプリメントです。
細胞膜と同じ構造のリポソームでマグネシウムを包むことにより、体への吸収率を高めつつ内臓への負担を軽減するといわれています。
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まとめ|髪と頭皮の健康はマグネシウムで内側からサポート
今回はマグネシウムが髪の毛や頭皮に与える効果についてご紹介しました。
血流の促進や細胞の働きを支えるマグネシウムは、美しい髪や健やかな頭皮を保つために欠かせない存在です。
外側からのケアだけでなく、内側からの栄養補給も意識することで、髪の悩みにもより効果的にアプローチできます。
ぜひ、日々の生活にマグネシウムを取り入れて、美髪ケアを続けていきましょう。
参考:Regular Article The multifaceted and widespread pathology of magnesium deficiency